合格体験記③(大学院入試当日と内定者発表)
入試前日
ルート確認のため下見に行き、柏の葉キャンパス駅から電車で15分程度の駅近くのホテルに泊まりました。今まで入試で緊張する事は無くよく眠れるのですが、前日は2時間しか眠れませんでした。
入試1日目(筆記試験)
朝からの腹痛を乗り越え、専門科目および小論文、TOEFL ITPを受験しました。
専門科目の穴埋めは大体教科書の太字だったので殆ど埋めましたが、考察問題に関しては過去問演習の段階で殆ど捨てていたため、当たり障りの無い事を書いて終わりました。今年は小論文ではなく論述問題が出題され、ただひたすら矛盾の無いように論理を展開しつつ書き続けました。専門科目と小論文に関しては若干他の受験生より劣るだろうという程度の手応えでした。
TOEFL ITPに関しては練習通り解き、リスニングでは所々分からない問題がありましたが、文法と長文は今まで受けてきた中で最も簡単でした。手応えとしては他の受験生に多少差をつける事が出来たのではないかという印象でした。
筆記試験が終わり解放感で一杯かと思いつつ、やはりこの日の夜も殆ど眠れませんでした。
入試2日目(口述試験)
受験番号が後半だったので試験会場へは13時集合でした。後半組の中でも遅い方だったのでそこからの待ち時間が結構長く、口述試験の部屋へ入室したのは15時頃だったと思います。
入室すると面接官が7〜8人いる前に1人で座り、氏名と志望分野を言った後、卒業研究について1分程度話し、10分程度の質疑応答を行いました。ここまではどの受験生でも共通の流れだったようです。私は質疑応答の後、趣味、最近の思い出、最近読んだ論文や科学記事について聞かれました。
翌日(内定者発表と内定者面接)
15:30頃基盤棟の掲示板に内定者の受験番号が貼り出されていました。自分の番号を見つける事ができ、来年度から東大生になる事が決まりました。その後の内定者面接でも自分の希望していた研究室に配属されたので、ある程度余裕を持って合格できていたようです。